祈りの書庫 祈りのハンドブック

完全なる痛悔の祈り

全能永遠の天主てんしゅ、われは御戒めを破れる身にて功も徳もなき者なれども、限りなき御あわれみに依り頼み、諸悪のほだしに引かれながらあえて御前に進み奉る。主は永遠にして至大なる天主てんしゅ、窮(きわま)りなき善徳の源にて、われらに与え給う御恵みは、まことに限りなきにより、万事に超えて深く主を愛し、頼もしく思い奉るべきに、かえってさまざまの罪を犯して主に背きたれば、いまさら、御赦しを願い出ずべき身にあらざるなり。されど主の御あわれみはわが罪の深きよりもなお深く、御子おんこイエズスの流し給いし御血の功徳は、わが罪の大いなるよりも、さらに大いなることを知れり。主は、罪人なりとも、罪を悔い改めなば、いつにても赦し給(たも)うと宣(のたま)いしにより、こいねがわくは、わが罪を赦し給え。わが犯したる罪を、かく心の底より悔みて告白し奉るは、あえて来世の苦しみを恐るるゆえに

あらず、ひとえに御(おん)慈しみに感じ、栄えと善徳との限りなき主に背きしを悲しみ痛めばなり。故にわれ今より心を改め、重ねて罪を犯して、再び御心に背くまじと決心し奉る。我は罪人なれども、幸いに御あわれみをもって顧み給え、わが罪の償いつぐないとして、御苦難の限りなき御功徳を献げ奉る。願わくは、御恵みを下し、われを主の愛子のうちに加え給え。聖母マリアの御取次おんとりつぎにより、わがこの願いを聞き容れ給え。アーメン。

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